キャバクラに来店するお客さんは2パターン
キャバクラに来店されるお客様には2パターンあります。それは…
- 本命のキャバ嬢がいる指名客
- 本命のキャバ嬢がいないフリー客
営業を掛けていいのは本命キャバ嬢のいないフリー客です。
フリー客に対してはガッツリ営業を掛けても良いのですが、本命のキャバ嬢がいる指名客に営業を掛けるのはタブー。
そのため接客の前に「あちらのお客様は指名客かフリー客か?」を確認しなければなりません。黒服から「ヘルプでお願いします」と言われれば、接客する相手は指名客になります。
特定のキャバ嬢についている指名客に対しては、名刺や電話番号の交換など営業を掛けたりドリンクのおねだりなどは厳禁です。
他のキャバ嬢からも行動をチェックされているので、ヘルプなのに羽目を外して大騒ぎするのは悪目立ちして良くありません。
他のキャバ嬢のお客様なので慎重に接客したいものです。
ヘルプ業務については【新人キャバ嬢のお仕事】“ヘルプ業務”の覚えておきたいルール4つの記事が非常に参考になりますので、チェックしてみてください。
また当サイトでは、知らないとヤバイお酒の基本マナーについても紹介していますので、お酒のマナーがよくわからないキャバ嬢の皆さんは是非読んでみてはどうでしょうか?
ずばり本指名と場内指名の違いとは
本指名と場内指名、この二つの指名方法の違いはなんでしょうか?一言で言えば…
- 本指名は、あらかじめ「この子を指名する」と決めて来店し指名する事
- 場内指名は、あらかじめ指名する子を決めておらず「その場のノリ」で指名する事
つまり本指名の方が本気度が高いのです。お店にとっては「このお客様がお店に来たのは、本指名の〇〇ちゃんの功績」と考え、本指名に対して一定の評価をします。
確かにそのお客様は特定のキャバ嬢に会いたくてわざわざやって来たわけですから、本指名されたキャバ嬢の営業努力は評価されるべきです。
これとは対照的に場内指名は一度会って話した女の子の雰囲気やお喋りが楽しかったため、「もう一度〇〇ちゃんを呼んで」とお願いする事です。
その場のノリもあり、この場内指名は意外と取りやすいのですが、永続性があるかどうかは分かりません。
ノリで指名したのは1度きり、になってしまう事もあります。
本指名の難易度は高いけどその分お給料に還元される
本指名が取れるキャバ嬢は人気・実力がどんどん上がっていると評価されて「本指名バック」と呼ばれる報奨金が支払われます。
本指名は別名A指名とも呼ばれており、本指名1回に付き500~2000円の報奨金が加算されます。
一か月に本指名が10回もらえ、さらに単価1000円だと1万円の報酬がプラスされるわけですね。
何度も本指名がもらえるキャバ嬢は、それだけでもちょっとしたお小遣いが稼げるわけです。
本指名をもらうためには、固定客との信頼関係や親密さを構築しなければなりません。
かなり難易度は高いのですが、本指名を何回ももらえるようになれば一人前。
一定数の固定客が付いていると言う証拠になります。本指名は営業ノルマとして設定される可能性もあるため、人気キャバ嬢になるためには本指名の回数をいかに増やすかが大事になります。